自分の感情と他人の感情、感じ取り方は実は同じ??ベムの自己知覚理論

心理学

いきなりですが、質問です。

 

「皆さんの好きなものって何ですか??」

 

読書だったり、サッカーだったり、ショッピングだったり…

人それぞれの答えが帰ってくると思いますが……。

 

そこでもう一つ質問です。

 

「皆さんは、自分が好きなものを何故知ってるんですか??」

 

何故と言われても、そりゃあ自分の事なんだから知ってて当然ですよね。

しかし、果たして本当に当然だと言い切れるんでしょうか??

 

この疑問に関しては色んな考え方がありますが

今回はベムの自己知覚理論を元に考えていきましょう…!

 

自己知覚理論とは

 

自己知覚理論は、米コーネル大学教授の社会心理学者、ダリル・ベムが提唱した理論です。

ざっくり言うと

 

「自己知覚は他者知覚と同様のプロセスで行われている部分があるよ」

 

という考え方です。

 

…これだけだとなんだかよくわかりませんね…。

 

人は他人の事を外的な手がかりで判断する

 

例えば、身の回りに毎日すんごいノリノリで音楽を聴いてる人がいたとします

それはもうノリノリで。

 

あなたはその様子を見て

 

「この人は音楽が好きなんだな!」

 

ときっと推測するはずです。

 

この推測は

その人が毎日ノリノリで音楽を聴いている

という外的な手がかりから辿り着いた推測なわけですが

 

実は人は自分の事を知る時

こんな感じに外的な手がかりから推測して自分を知ってる部分がありますよ!

という理論なわけです。

 

自分の事に関しても外的な手がかりで判断する!?

 

つまり、例えばあなたが絵を描くのがすごく好きで

雨の日も風の日も絵を描きまくってたとしましょう。

 

あなたが自分が絵を描く事が好きである

という事を知っている理由は2つパターンで考えられます。

 

一つは、あなたがあらかじめ自分の中の内的な手がかり…例えば

自分の中の絵を描きたい

という意思や欲求によって

自分は絵を描くのが好きだ

という事を知ったパターン

 

もう一つは、日々絵を描く自分の行動を見て

自分は絵を描くのが好きだ

という事に徐々に気付いていったパターン

 

そしてベムは

こういう自己知覚は後者のパターンの方が多いぞ

という事を指摘したわけです。

 

「好きかも」の流れは自分も他人も同じ!?

 

ベムは、内的な手がかりが曖昧な状況で起こる自分の感情を知覚する流れは

他人の感情を推測する時の流れと非常によく似ている

事を指摘しました。

 

例えば

ある人が目の前に来ると、やたらと

ぎこちない対応になってしてしまう自分に対して

「俺こいつの事好きなんじゃね!?」

っていう事に気付く流れと

 

ある人が目の前に来ると明らかにぎこちない態度になる友達を見て

「こいつ絶対あいつの事好きじゃん…。」

って事に気付く流れ

 

言われてみれば、確かにすごく似てますよね。

 

まとめ

 

と、いう事なので

ベムの自己知覚理論に基づいて考えると、人は

「自分の事は自分が一番よく知っている」

とは限らなかったりするんです。

 

人は自分だろうが他人だろうが、それを知る時

外的な手がかり

を元に推測しているというわけですからね。

 

しかしそう考えると

自己って一体何なんでしょうね??

 

これに関しても色んな考え方があるので、どんどんご紹介していきたいと思います!

 

以上です!

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

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ミズキ ヒラサカ

“何かを作る事”と“何かを作る人”が好きな29歳。偽名。 日々写真を撮りつつブログを書きつつ自分の考えをメモに残しつつトラックメイクもやる読書家のIT系通信制大学生で、カオスな毎日を送っている。 実はものすごい天パー。
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